父を超えて行け
うちの長男はメガネが好きです。
抱っこをすると顏から取りたがるし、置いてあるのを見ると取りに来ます。
先日そのメガネが好きを利用して、傾斜を登らせてみました。
傾斜と言っても、布団の上にクッションなどの障害物を置いただけですが。
メガネを見せて引き付けると、見事傾斜を乗り越えました。
その後は自信がついたのか、多少の障害物は平気で乗り越えるようになっています。
そんなある日のことです。
私は長男の横に仰向けで寝ていてメガネを外しました。
何気なく長男とは反対方向に置くのを長男は見逃しません。
欲しそうに見ていました。
しかしメガネを取るには父親という壁が立ち塞がります。
さぁ!メガネが欲しければ、父を超えて行け!
そう思って見ていました。
今まで超えてきたクッションなどとは違い押しても沈まないので、かなり乗り越えにくいはずです。
しかし長男は勇猛果敢に父親超えにチャレンジします。
そして、時間はかかりましたが、みごと父を超えることに成功したのです。
成功するとは思いませんでした。すごいです。
長男には悪いですが、結局メガネは触らせませんでした。